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コレクション: STAGE1

諸国大地震大津波一代記 - 翻刻

諸国大地震大津波一代記 - ページ 10

ページ: 10

翻刻

ざれともはじめのごとき 大震ハ なし我友広嶋氏 なるひと諸国にて大地震に四たび逢皆其上は 滞留して始末をよく知れり小動ハ久しかれ共はし めのごときハ一度もなしと申されき此れ現在の人にて證 rるに足れり          地震之説 径世義ニ孔亀(カ)曰陽伏テ陰に見迫于陰 而不能升以至於地動と如此陽気地中に伏して 出んする時陽気に抑(オサ)えられて出る事能ハず地中に 激攻(ゲキコウ)して動揺(ドウエウ)するなり国語に伯陽父(ハクヤウフ)の言 なども如此古代よりみな此説をいふ 天経或問に云地ハ本気の渣滓裂(カスアツ)まつて形質(ケイシツ) をなす元気(ゲンキ)旋轉(センテン)の中に束(ツカ)ぬ故に兀然(コツゼン)として 空に浮んで墜ず四囲(シイ)に竅(アナ)有之相遂或ハ蜂の巣