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コレクション: STAGE1

諸国大地震大津波一代記 - 翻刻

諸国大地震大津波一代記 - ページ 11

ページ: 11

翻刻

のごとく或ハ菌辨(クサシラノステ)のごとし水火の気其中に伏す 蓋(ケダシ)気噴盈(フンエイ、ケダシ)して舒(ノビ)んと欲しのぶることを得ず人 身の節轉(テン)して脉(ミヤク)揺(ウゴク)がことし亦雷霆(ライテイ)と理を同ふす 北極下の地ハ大寒赤道之下は偏熱(ヘンネツ)にしてともに 地震少し砂土の地ハ気疏にして裂まらず震少し 泥土(デイド)之地ハ空に気の蔵むことなし故に震少し 温煖(ヲンダン)之地多石之地下に空穴有て熱気吹入て冷 気のために摂斂(セツレン)セられ極而則ハ舒放(ジョハウ)して其地を 激搏(ゲキハク)すタトヘハ大ツツ筒石火矢などを高楼巨塔(キョタフ)の下 に発ヲバ其震衝(シンショウ)を被らざること無きぐらし然れ とも大地通して地震する事なし震ハ各処各 気各動なりと唯一処の地のミなり其軽重(ケイチウ)に由て 色々の変あり地に新山有新島あるの類ひ 少なからず震後地下の燥気(サウキ)猛迫(マウハク)して熱火(ネツクハ)iに