翻刻
無神月四日ゟ今十一日迄地震ニ而 潰家
死人崩船損橋
潰家
六百三軒
竈数
壱万六百竈
打れ死人
三千六百弐拾人
津浪ニ而死人
壱萬弐千人
廻船
三百二十艘
落橋
四十六橋
京都大地震
文政十三庚寅七月二日申の時はかりに大に地|震(フレ)ひ出候夥敷
震動しけれバ洛中の土蔵築地抔大にいたみ崩家居もあり
土蔵之潰しハ数多有築地高塀抔ハ大かた|倒(タフ)れ怪我セシ人も
数たなり昔ハ有之候哉と相傳候ヘ共都之大地にかくはげしきハ
なかりけれバ人々驚おそれてミ那〳〵家を走り出て大路に
敷ものしき仮の(カリ)の宿りを何くれといと那ミ二三日ほどハ