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翻刻
【右頁欄外に】
明治廿五年三月二十六日逓信省認可 明治二十二年二月十日初號発兌
【右頁上段】
東京府師範学校教官
大橋雅彦先生編畫
《箱:小学 本朝習画帖》尋常科用全八冊●正価
金三十九銭二厘郵税六
銭●自一至四●一冊金
四銭八厘●自五至八●
一冊五銭●郵税一冊に
付二銭
高等科用全八冊正価五
拾銭郵税八銭●自一至
四●一冊六銭●自五至
八●一冊六銭五厘●郵
税一冊に付二銭
最上等和紙摺り美本
小学用毛筆畫帖世間其数多しと雖も多くは編成の順序
を誤り或は用筆粗雑に過ぎ以て手本となすに足らず偶
々技術の取るへきものあれは多くは教育に経験なきも
のゝみ大橋先生夙に之を憂ひ多年教育に従事せられ
たる経験と学識とにより師範学校生徒に授けらるゝ処
と附属小学生徒習字の実験とに徴し且つ一般小学校の
実際を参考し猶教育諸大家の意見をも叩き再三訂正の
上編纂せられたるものなれば小学習畫帖中他に比類な
きを信す乞ふ陸続御採用の栄を賜はらんことを
発行所 《割書:神田區通新石町|三番地》東陽堂
【右頁下段】
《箱:日本風俗史》下編
再版
出来
上編金八拾五銭郵税拾貮銭●下編金壱圓七拾銭
郵税四百目二対する小包料ヲ申受
但下編ヲ便利ノ為二冊二分裂せし故製本料金拾
銭ヲ増ス
古を今に現じて稜々火を見るが如くなならしむるもの風
俗史を推すべし戦争を記し政治を説き以て歴史の能事
了れりとなす勿れ歴史を修むるもの文学史の必要なる
を知る誰か知らん風俗史の最も必要なるをされば近頃
世人が風俗の出づるを待つこと旱天に雲霓を望むが如
し弊社其機運に逼られ大方の望に副はんと欲し曩に平
出藤岡二氏の稿を得て出板せり此稿二氏が数年研鑽の
餘に成り記述明細考證確実加ふるに大々多数の有益な
る挿畫を弊社の独得の石版を以て彫る世人評して近来
無比の好著述とす其評掲げて当時の諸新聞雑誌にあり
以て本書の価値を知るべし本書一度世に出て直に上編
を再板しまた忽に下編を売盡し大方諸君の厚意に負
くこと少加ラザリ氏が今や下編再板成り上編又
将に成らんとす 後編は繙読の便利
の為め二冊に別ち訂正増補
する所あり《割書:請ふ一本を繙いて世評の欺かざ|るを知られよ》
発行所《割書:神田區通新石|町三番地》東陽堂支店
(電話九七〇)
【左頁上に】
臨時増刊
風俗画報 百二十六号
洪水被害録
明治廿九年十一月一日