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コレクション: 地誌・郷土資料

兎園小説 - 翻刻

兎園小説 - ページ 33

ページ: 33

翻刻

予か伯父なるもの本所清水橋にありこの伯父に使るゝ 林右衛門といふ者近所の事なれは当時十軒川へゆきて 見たるまゝをうつし来つる也この小児の亡からは柳島の辺り なる何かし寺に葬りしといへり 著作堂主人のしるされし双生合体といさるも違はす それは文化の酉のとし是は文政酉の年年はかはれと一 周の同支にあたりて同物の異形あらはれしは尤奇といふ へしよりてこゝに追記す     文宝堂しるす 文政酉九月兎園会          京 角鹿比豆流 【ここよりOCRのまま】 組徠翁のなるへしを難せしものにひなるへしと いふありこはわか都人富士谷成章かけるものに て自序ありをころなにはなる高芦やか梓 にせしよりやく世に行なはるゝことにはなりにたり さるをいかなる故にや此本に成章か名をあらはさす かつ其自序をもはふけり余終に世人の知ら 一さらん事をゝしみて其序文をこゝにかゝるゝ 荻生先生のなるへしといふみかゝれたるかありとは【ここまで】