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コレクション: 地誌・郷土資料

兎園小説 - 翻刻

兎園小説 - ページ 32

ページ: 32

翻刻

【OCRのまま】 なへての鳥は二足也只この鳥のみ一是なるに君は恵子の語を引て 三足といひ四足とすわか一足といふよしは目に硯るまゝをいへる也 君か四足といふよしはかたちを取らて理を推すもの歟その理の隠れて 見えさることなをこの鳥の一足の皮肉に籠りて出ぬることし細人は 理に疎かり欲するものは只利のみ君かいはゆるあし多かるも われことの足を取るよしなけれは魂のみありて魂なきことく還らは 妻子に虚走といかれん是乎足乎われ又赴くところあり いとま申といひかけて薪を抱きてまる出にけり此あき人はさるもの 歟野夫にも功者ありといはまし 乙酉菊秋朔愚山人解織 乙酉菊秋朔 一愚山人解識【ここまで】    双生合体追記 文政八年乙酉二月十七日【1825年】 本所柳島十所柳島十軒川へ漂 流したる異形嬰 児の図  長一尺許  産毛色濃く  頬の辺まて生  臍四つ股の真中にあり  尤女にて陰門両方にあり