翻刻
【右丁】
ある人おしへていわく
とかくいろ事をかせ
ぐきならば女を
はるにしくは
なしといゝ
ければさう〳〵
あさくさくはん
をんへさんけいし
女おそしとまつところへやし
き女中四五人つれ
にて御だいさんに
まいりたるなかにす
ぐれてうつくしき
女中をむにむざんにひきたをしたまのやうなるよこすつほうを
したゝかにはりのめしけるぞにが〳〵しき
【イ】
わたくしがひたいと
ほうのひくゝなり
まして其かはり
にはなのたかく
なりますやう
におまもりくた
さりましなむお
びんづる様〳〵
【ロ】
おらがせうねに
ならふかなるまいか
ならふと
おしやれ
【ハ】
アヽ
これび
らふな
人じや
ぞ