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翻刻
【一段目】
安政五戊午年
大日本
暴病御救人別之写
数量附
九月十日改正
暴病微細記
㊀大日本六十余州数量
凡日本の広さは東西五百余里南
北は三百三十里余人皇三十二代五機内
に定めらるその後四十三代の御宇六
十六ヶ国に定め給ふ此時郡名村名
を定め又五十三代の御時七道に分
ち給ふ壱岐対馬二ヶ国を入て六十
八州となる
●石高 二千三百八万五千四百八十二石余
●城数 百五十ヶ城なり
●郡数 六百三十一郡なり
●郷数 一万三千六百五十四郷なり
●村数 九十万八千百五十八ヶ村なり
●寺院 四十五万九千四十四ヶ寺
㊁御府内四里四方数量
町かず三千八百十八町各三十六丁一里に
して百六十八里十三町なり
●表店 八十五万十三軒なり
●男 三百四十万十四人
壱人五合ぶちとして
【二段目】
米高一万七十石七升
●女 百七十万二十八人
壱人三合ぶちとして
米高五千百石八升四合
●裏店 九十二万五千二百に二軒
●男 百十一万千百二十人
此米高五千百万十五石六斗
女 八千五万千百八人
此米高二千五百五十三石六斗二升
●盲人 九千百十三人
●出家 七万百十人
●尼 三千九百九十人
●神主 八千九百八十人
●山伏 六千八百四十八人
〆九万九千四十八人
此米高
四百九十五石二斗四升五合
御府内惣人数
〆七百十万千三百十八人なり
御武家方町家合算高
〆三千二百十三万八千五十一石余
●御大名 二百六十余頭
此御高合
〆千八百八十一石
御旗本 八万余軒
此御高合
〆四百一万五千三十石余
二十四万九千二百六十四人
●惣御武家方
凡二千万人余
此米高十万石余
●御武家方御高数
〆二千二百九十二万六千七百七十
三石余
㊂暴瀉病死人高
御府内右之人別惣高之内当七
月下旬ゟ流行病にて死亡人数
多なれば窮民へ御救被下置るゝに
つき死亡人別御調べ有之候事
左の如し
八月
【三段目】