翻刻
「第廿」開(かい)平(へい)円(ゑん)法(ほう)の事
▲一寸四方坪あるひは七百十一坪有時開平円法にし
てさしわたしなにほとあるそといふ時に
「さしわたし三尺といふ」法に先七百十一坪と右に置
円法七九にてわれは九百坪に成これを開平を以て
これをのそけばさしわたし三尺としれ申也
(図にさしわたし三尺)
▲七九といふ事は円さしわたし一尺あれは一寸の坪
七十九坪有壱尺二つにわれはは五寸有又壱分を
二つにわれは五りと成 これに五寸をかくれは廿五と成こ
れに三尺一寸六分をかくれは七十九坪に成ゆへに七九をかける也
(図にさしわたし三尺、中差し渡し一尺、まわり三尺一寸六分)
▲一尺三寸四方有物をまるくなしてはさしる
なにほとあるそといふ時に「一尺四寸六分二り五毛」
法に先一一二五と置これに一尺三寸かくれは
さしわたし一尺四寸六分二り五毛と成也
(図には一尺三寸、一尺三寸四方、一尺四寸六分二り五)
「第廿一」開立法の事
▲坪数千七百廿八坪有
これをたてよこたかさ
おなしたけにし
てなにほとそと
いふ時に
「拾弐間六方也」
(図に十二間)