能登半島の資料を翻刻!

コレクション: SHOSHO「能登」

能登名跡誌 - 翻刻

能登名跡誌 - ページ 23

ページ: 23

翻刻

     南志見の里の宿なる小娘夜すから      糸繰業もいとあい〳〵しくて   小車■たれむつましの音にそへて      惣領より弐里有本馬九拾五文軽尻五拾  小田屋 弐文人足四拾八文也家数五拾十間斗あり      惣して此辺を名志見と郷名を呼ふ也 商家酒屋抔ありよき村也南志見川あり向は里 村といふ此川の源は金蔵奥山ゟ壱筋東印内村山 より壱筋流此湊へ出る也御収納蔵壱筋御塩蔵 壱筋有又井口藤弥丞といひし郷士の城跡あり里 村に西光寺とて真言宗あり又宇出津へ行金蔵 越は此川縁を登り柳田村出る也 又曽々木大川抔行閑道は此浜より礒伝ひ行又本 道川西へ行に渋田村を経行也此渋田村に照光 寺とて一向宗あり是は南志見の城主井口氏