能登半島の資料を翻刻!

コレクション: SHOSHO「能登」

能登名跡誌 - 翻刻

能登名跡誌 - ページ 27

ページ: 27

翻刻

真言宗あり是ゟ舞谷村とて有日の御前とて 寺領有昔は五社権現の大社ありしに告有て 権現を石動山へ移し奉て今は神明宮を石 動山より勧受して有舞谷御前ともいふ也 近年論有寺山村分になりしといへり 又粟蔵ゟ南の川縁の岡に善願寺とて真言 の小寺有又往来壱里に東村とて小村有是に 岩瀬比古の神社立給ふ御神躰八幡宮也座主 八幡寺とて東村に真言宗あり神主は川向徳 成 寺(ムラ)大瀧氏也此町野川を此辺にては岩瀬川 といふて此所則岩瀬の渡しとて元は有しと なり此渡則月の名所にて今も川既に毎年 八月十五夜には月影二躰移りて国生の月の 名所なり古哥に    船とむる岩瀬の渡し小夜更けて     御鏡山を出る月影 宮崎山ともいへり御鏡山を見かまき山と誤り ていへり岩瀬の渡しの東の高嶺なり社は