能登半島の資料を翻刻!

コレクション: SHOSHO「能登」

能登名跡誌 - 翻刻

能登名跡誌 - ページ 26

ページ: 26

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村中に川有寺山川といふ源は寺山村山ゟ流て 大野川と合流す長六間の橋有こ此橋を渡れは 粟蔵村也惣して此鈴屋村ゟは宇出津へ五里 飯田村へ五里輪嶋へ五里あり此橋を粟蔵橋 といふ此■■分なり 又宇出津へ行には粟蔵ゟ丸山へ壱里丸山より久 田へ壱里廿四町久田ゟ久亀屋へ弐十四町久亀屋ゟ 宇出津へ壱里廿五町也粟蔵村に丈蔵とて 利家公ゟ御扶持拾五石頂戴せし十村役の有 しに近年断絶す今其跡彦直とてあり先祖 は栗倉氏にて彦十郎とて大納言様御宿仕 男子弐人有御陣中召連て次男は末森の合 戦に打死せし者也兄彦直は御暇下されて父 の名跡継し也其時より御扶持なり其外御印 物伝へり又此村に岩倉彦ノ神社立給ふ御神躰 白山権現なり神主瀬尾氏也近郷の宗社にて 又元宮跡とて田の中に有岩倉山は此北の高山 なり又東の山手に佐野村とて有則佐野寺とて