能登半島の資料を翻刻!

コレクション: SHOSHO「能登」

能登名跡誌 - 翻刻

能登名跡誌 - ページ 30

ページ: 30

翻刻

泥木村越といふ 又小間生ゟ町野川縁を登れは公井村近し蔵 福院とて禅宗あり米山薬師とて安置あり 是は柳田村領米山の城跡にありし尊像也長 拾四間の橋有氏宮諏訪明神は別当浄土真宗 なり    とて社内あり昔は天台宗なり しといへり又柳田村笹川村石井村三ヶ所領境に 笹川落合なり笹川村にも長八間半の橋あり 此川は五郎左衛門分村山神和住村山より流て寺 分村天坂村に経て此所にて合流る也 此辺の大村にて五ヶ所に別て有安養寺とて真 言宗有昔は弐百石寺領有て五社権現の社有 今も別当なり其比は七堂伽藍なりしに今は小院 なり此寺の隠居地に法花寺とて近郷の真言 の大寺あり本尊薬師如来の霊像は大仏にて堀 田の中より出給ふ也又米山とて城跡あり冷水有 舛形刀の池抔とて有法花寺といふ寺ありけ 米山薬師とてありしに兵乱に退転す本尊は