能登半島の資料を翻刻!

コレクション: SHOSHO「能登」

能登名跡誌 - 翻刻

能登名跡誌 - ページ 51

ページ: 51

翻刻

    いかさまに波へ鳴入る雲雀かな 此老たる蜑は後に聞は河浦村のあかしとて 弁舌の者なりしよし      折戸より壱里壱町本馬四十九文軽  狼煙  尻三十文家数六十軒計これより      三崎の郷といふ 此村に川崎七郎左衛門とて古き百姓有先祖は 此辺の郷士にて則城跡あり儀山の風景の 地也又家に伝る什宝あり唐の鏡とて異鏡 ありうら裏には八分(ハフン)字の三字あり留定重しと云 文字なりといへとも■かぬるなり又釈迦如来の 金像衣のきれとて五部四方計あり武兵衛家ゟ 拝領せし蜀江の錦の切あり又齋藤氏より伝 へるとて利常公の御将来の錦の切れありまた 利家公御筆の短冊とてあり      山家といふ題に    忘れしの人たにとわぬ山路かな