能登半島の資料を翻刻!

コレクション: SHOSHO「能登」

能登名跡誌 - 翻刻

能登名跡誌 - ページ 58

ページ: 58

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物語ありしにくらきことなし後にはむつかし とて人行てもものいわす物のいひこしいつ れ西国中国辺の者にやありけん長生して宝 暦年中迄ありしといへりいかにも徳をかくして ありける高僧の類か又は敵抔持て身隠せる ものにや有けんと其破船役人に行し人予に 物語有不思義なる者にてありけり     世は火宅とて火■三昧のよ入り市     中都而静なるとありしも仏説な     れはしらす此翁の竃の前の住居さ     ■と爰に思ひ出して   今更に祖父のかまとの内■し     爰に三崎の雀踊とて盂蘭盆より     菊月の末まて老若男女打ましり     翁も枝を帯はさみ姥は孫を手引     抔して浜遍もせはきと村毎さと     毎に群て踊る躰誠に世事も忘     れ余念なく和順の風 取もの