翻刻
十一月
朔 日 大霜快晴
《割書:四十度》
二 日 朝より曇ル昼後よりてり立西風吹夜
《割書:三十八度》 中雨ふる
三 日 朝より快晴夕方より西風ふく
《割書:四十度冬至》
四 日 大霜寒気つよし快晴朝五ツ半時大地
震ゆる右地震之節西より南の方にあ
たり雷声のことき音半時はかりいた
し居候子供なとなき申候程なり
五 日 大霜寒気つよし西風ふく夜四ツ時地
《割書:三十二度》 震又九ツ時ちしん
大坂より之書状之写
九月十八日ヲロシヤ船壱艘伝馬五艘天保
山へ入込伝馬にて五六人計乗安治川四丁
目入込川口御番所にて差留られ大坂之船
廻りを取巻申候諸商買共不景気ニ御座候
ヲロシヤ船長サ三十七間 幅九間
人数五百人ニ不過 船之《割書:左|右》大筒五十貮挺