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翻刻
《割書:今日会津は大|雷雨のよし追々 》地震
《割書:承り申候事》
八 日 朝より曇終日持合
九 日 朝よりくもり
十 日 朝より快晴暖気也
十一日 朝より快晴
十二日 朝より快晴
十三日 朝より雨ふり四ツ時より雨止夜ニ入
《割書:是迄日々昼夜|いく度ともなく 》四ツ時ゟ雨ふり
《割書:地震ゆる》
十四日 宵より雨ふり四ツ時ゟ 雨つよし終
日雨にてさむし夜中晴
夫天変地妖は人力を以て是を防事あたはす
時に安政弐卯年十月二日夜四ツ時過俄ニ天
地震動いたし北は千住宿大ニゆり崩れ小塚
原は地震の上之出火にて不残焼失新吉原江
戸町京町角町伏見町不残焼失死亡の者あげ
てかそへ難し田町より竹門南北馬道猿若町
壱丁目弐丁目三丁目不残焼失花川戸山の宿
聖天町此辺夥敷崩るゝ金龍山浅草寺は本堂
無恙五重塔少々いたむ又並木道は駒形より
出火してすわ町黒舟町三好町河岸通迄焼失