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コレクション: 松平文庫

温古集 一巻 - 翻刻

温古集 一巻 - ページ 96

ページ: 96

翻刻

抑 叡慮之御旨趣は 皇国一般之人民無洩 御主意を吞込み 銘々之誠心無底意吐露し諸府県 国々人民之存寄一致にして 奏国之国土安穏万民快楽なさしめん との 御旨に可被為 在哉之処種々之 党類当御政体を拒み反対之説主張 する族所々に団結所轄之県庁官吏へ 難題を仕掛る類数多有之遺憾至極の 事ならずや尤短智薄力之者周旋人の 弁舌に被煽動加入之者は論に及はす右 巨魁頭取たる族は各博学莫才之豪 傑に而高位高官に可被 昇衆中なるに惜 哉真実 朝廷之御為を思ひ詰愛国 心誠ならんには我意を顧み如何様にも尽力 穏に建言之仕様も可有に呉々如何遺憾至極 之事也 然る処昨年以来今年に至り向々 暴動之党類は追々御所置有之又自由党 初夫々権力強き向も次第に解散之様子に 聞へ全く前書に演る趣向にや近頃何国も