東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: コレクション 2

小児必用養育草 - 翻刻

小児必用養育草 - ページ 123

ページ: 123

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【右丁】 りにして堪(たえ)がたく寒戦(かんせん)咬牙(かうげ)する者は多く死証 なり急に保元湯(ほうげんたう)を用べし 黄茋(わうぎ)《割書:大》 人参(にんじん)《割書:中》 甘草《割書:少許》 右 剤(ざい)として生姜(しやうが)棗(なつめ)を加えて煎(せん)じ服(ふく) すべし肉桂(につけい)を加へて人参(にんじん)黄茋(わうき)の力(ちから)をたすけてよし 川芎(せんきう)白朮(びやくじゆつ)肉桂(につけい)を加(くは)へて大保元湯(だいほうげんたう)と名(な)づく此方は 総(そう)【惣】じて痘瘡(いも)の悪証(あくしやう)に変(へん)ずる者に用て其しるし 神のごとし ○貫膿の時 虚(きよ)甚(はなはだ)しくして身(み)涼(ひへ)て汗(あせ)出(いづ)る事やまず 煩悶(はんもん)し或は寒戦(かんせん)咬牙(かうげ)する者に帰茋湯(ききたう)を用べし 当皈(たうき) 黄茋(わうぎ) 《割書:各等|分》酸棗仁(さんさうにん)《割書:半分》 右 剤(ざい)として水煎(すいせん) し服すへし 【左丁】 貫膿の時虚に属(ぞく)する者多くは痒(かゆき)を発(はつ)し飲食(いんしよく) 減少(げんせう)して次第に気(き)乏(とぼし)き者には補中益気湯(ほちうゑききたう)によ ろし 人参(にんじん) 黄茋(わうぎ) 白朮(びやくじゆつ) 《割書:各等|分《割書:上》》 当皈(たうき) 陳皮(ちんひ) 《割書:各中》 升麻(しやうま) 柴胡(さいこ) 甘草(かんざう) 《割書:各少|許《割書:下》》 右 剤(さい)として生(しやう) 姜(が)棗(なつめ)を入て煎(せん)じ用べし○寒戦(かんせん)咬牙(かうげ)する者に は肉桂(につけい)附子(ふし)を加べし○泄瀉(せつしや)せば白茯苓(ひやくふくりやう)扁豆(へんづ)砂仁(しやにん) 蓮肉(れんにく)を加(くは)ふべし○痰(たん)あらは白茯苓(びやくふくりやう)半夏(はんげ)貝母(はいも)を加ふ べし○小便 通(つう)ぜざるには茯苓(ぶくりやう)車前子(しやぜんし)沢瀉(たくしや)を加ふへし ○甚 痒(かゆ)きには防風(ばうふう)荊芥(けいかい)連翹(れんぎやう)を加ふへし○此方を用 るに連翹(れんきやう)山査子(さんざし)を加て妙(めう)有