東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: コレクション 2

小児必用養育草 - 翻刻

小児必用養育草 - ページ 149

ページ: 149

翻刻

【右丁 白紙】 【左丁】 小児必用養育草(せうにひつようそだてくさ)巻六         牛山翁(ぎうさんおう) 香月啓益(かつきけいゑき) 纂(さんす)【左ルビ:あつむ】   ㊀小児(せうに)物を見知る時よりの教(をしへ)の説 ○王隠君(わうゐんくん)の説に小児生れて六十日の後 瞳(ひとみ)人 定(さだ)ま るなり是より人を見識(みしり)て語(かた)るかごとく笑(わら)ふ事を しる其時 愛(あい)をなすとて高声(たかごへ)を出し肩(かた)にのせ高く 挙(あぐ)れは児(ちご)しゐて笑(わら)ひよろこぶといへども必病を生 し是より児子人を罵(のり)怒(いかり)などする事を好(この)み不礼(ぶれい) のきざし出るものなり慎(つゝし)むべき事なりと云へり児 子笑ひかたるがことくなる時は乳母(めのと)又はかたはらなる人