東京学芸大学「学びと遊びの歴史」を翻刻!

コレクション: コレクション 2

小児必用養育草 - 翻刻

小児必用養育草 - ページ 72

ページ: 72

翻刻

【右丁 文字無し 鎧を着装した武士の絵の落書あり】 【左丁】 小児(せうに)必用(ひつよう)養育草(そだてくさ)巻三           牛山翁(ぎうさんおう)  香月啓益(かつきけいゑき) 纂(さんす)【左ルビ:あつむ】   ㊀小児(せうに)諸病(しよびやう)の説《割書:下》 ○小児の病(やまひ)大小となく多くは吐乳(とにう)より起(おこ)ると保嬰論(ほうゑいろん)に 見えたり小児 乳(ち)をあます事あらば病のきざすと 心得て早(はや)く驚き療治(りやうぢ)すべきなり 二陳湯(にちんたう)に加減(かげん) して用べきなり 連翹(れんぎやう) 砂仁(しやにん)を加(くは)へて用たるがよき也 総【惣】じて吐乳(とにう)の症(しやう)に寒熱(かんねつ)虚実(きよじつ)をとはず連翹を用 ときは其 験(しるし)多し秘(ひ)すべき事なり ○孫対微(そんたいび)の説に小児の鵞口瘡(がこうさう)といふ病は口中(こうちう)皆 白(しろ)く 【蔵書印】 後藤文 庫之印