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翻刻
【右丁 文字無し 鎧を着装した武士の絵の落書あり】
【左丁】
小児(せうに)必用(ひつよう)養育草(そだてくさ)巻三
牛山翁(ぎうさんおう) 香月啓益(かつきけいゑき) 纂(さんす)【左ルビ:あつむ】
㊀小児(せうに)諸病(しよびやう)の説《割書:下》
○小児の病(やまひ)大小となく多くは吐乳(とにう)より起(おこ)ると保嬰論(ほうゑいろん)に
見えたり小児 乳(ち)をあます事あらば病のきざすと
心得て早(はや)く驚き療治(りやうぢ)すべきなり 二陳湯(にちんたう)に加減(かげん)
して用べきなり 連翹(れんぎやう) 砂仁(しやにん)を加(くは)へて用たるがよき也
総【惣】じて吐乳(とにう)の症(しやう)に寒熱(かんねつ)虚実(きよじつ)をとはず連翹を用
ときは其 験(しるし)多し秘(ひ)すべき事なり
○孫対微(そんたいび)の説に小児の鵞口瘡(がこうさう)といふ病は口中(こうちう)皆 白(しろ)く
【蔵書印】
後藤文
庫之印