翻刻!草双紙の世界

コレクション: NDL鳥居清長

地獄沙汰金次第 : 2巻 - 翻刻

地獄沙汰金次第 : 2巻 - ページ 11

ページ: 11

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ゑんま王はちそう ぼさつを頼み すこし病気も こゝろよきと いゝてあさ いなにたいめんし だん〳〵きめもたれ【?】 あやまり入る 朝いなは地こく中を いじめちら かしゑん王 にあひ油を とるこれ〳〵 まつ【まづ】きく事 かあるとご【どこ】 からゆるし て地ごくの【どこから許して地獄の】 王といふくら いを取た【王といふ位を取た】 其上からでも【唐でも】 とこても【どこでも】かぶり 物に王といふ じをかき付【被り物に王と言う字を書き付け】 ておくは王は なへわれは【(書きつけ)ておくは王はなへ。われは(お前は)】 さい人【罪人】に持い られるつも           りで うぬがほうから 上めかして【?】 いぢりめる【?】つ もりと みへた又じやう はり のかゞみ【浄玻璃の鏡】 といふ 物を 【左ページへ】 こし らへて しやはで つみ の有 ざい人は 其つみ かうつると こじ 付て せめ さ いなむけな きやうこふかゝみ はなくてもすむ 物だからおれ かしやばて もつて行ぞ そしてその けつこうな へんへら【べんべら=着古した絹】がまず おこりた【驕りだ】われをはしめ□王【十王】 共もおにめらも【鬼め等も】いるい【衣類】をきやう こふあらため鬼共のふん どしはこんのもめんにしてとらの かはのこらすおれかみやけにするぞ みるめかぐはなか【見目嗅鼻が】のつているだいか けつこふすきるたゝか【たかゞ?】首許【くびばかり?】のやつら かめのこだるへでも入てやねへてもたしておけは               すむ事だちそふかわひ事ゆへ【地蔵が詫び言ゆえ】 【朝比奈の左下隅に続く】 命は たすける 【下段へ】 つゝしみ ませう ゑんま の高上り ぶのゑ しき【ぶ(小言?侮辱?)の餌食】【「桂馬の高上り歩の餌食」の地口】    とんた      めに     あつた ゑんまひき【?】やう 地こく ■も 今■■ ゆへ あり■ ぞ ■■ つき■ ■ よつてた 大■ まて六道 せん【六道銭=死者に持たせるお金】 のたまり か 人々に出し て 千両余 ご さり ます か■■ ■■を お■へ に■■ ま せふ