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【右丁 上段】
の御 暑(あつ)さ御 見舞(みまひ)
御 尋(たづね)楼舟(やかたふね)にて
夕涼(ゆふすゝし)み花見(はなみ)御
見物(けんぶつ)秋(あき)は文月(ふみづき)
残暑(ざんしよ)つよく七夕(たなばた)
の御 祝義(しうぎ)生身(いきみ)
魂(たま)蓮(▢す)の飯(いひ)刺鯖(さしさば)
の贈物(おくりもの)霊祭(たままつり)盆(ほん)
過(すぎ)より次第(しだい)にお
すゞしく俄(にはか)に
【左丁 上段】
冷々(ひへ〳〵)しく八朔(はつさく)田(たの)
面(も)の祝(いは)ひ待宵月(まつよひつき)
見(み)十六夜(いざよひ)の腰折(こしをれ)
御はづかしく御 添(てん)
さく御 直(なを)し願(ねがひ)
上(あげ)九月(くぐはつ)菊(きく)がさね
の御 祝儀(しうき)美(うつく)し
き御 小袖(こそて)見事(みごと)成(なる)
御 さかな壱折(ひとをり)一(ひと)か
□【汚損】御 庭(には)の菊(きく)の花(はな)
【右丁 下段】
僧正(さうぜう)遍昭(へんせう)
天(あま)津風
雲の
かよひ
ぢ
吹(ふき)
とぢ
よ
乙女(おとめ)の
すが□【たヵ】
しばし
とゞめ
む
【左丁 下段】
陽成院(ようぜいいん)
つくばねの
みねより
おつる
みなの
河(かは)
恋(こひ)
ぞ
つもりて
ふちと
成(なり)
ぬる