翻刻
【右丁 上段】
御 乳人(ちのひと)御 傅(もり)御 小性(こしやう)
腰元(こしもと)御 次(つき)御 右筆(ゆうひつ)
御 茶(ちや)之間(ま)御 仲居(なかゐ)
御 末端(すへは)女部屋方(しよへやがた)
傍輩(ほうはい)睦敷(むつまじく)勤向(つとめむき)
大切(たいせつ)に致(いた)し結構(けつはう)【ママ。「こう」の誤ヵ】
仰付(おふさつけ)【ママ】られ立身(りつしん)
出世(しゆつせ)あるべき也
存(そんじ)寄(よ)らず御 加増(かざう)
御 巻物(まきもの)紗綾(さや)縮(ちり)
【左丁 上段】
緬(めん)綸子(りんす)緞子(どんす)【純は誤】羽二(はぶた)
重(へ)縮(ちしみ)晒(さらし)絹類反(きぬるいたん)
物(もの)御目録(おんもくろく)拝領(はいれう)い
たし戴(いたゞ)き冥加(みやうか)
にあまり御 序(ついで)の
節(ふし)御 礼(れい)よろしく
御 執成(とりなし)御 沙汰(さた)御 披(ひ)
露(ろう)願上(ねがひあげ)御 頼(たのみ)申上
参らせ候御 吹聴(ふいちやう)御
羨(うらやま)しく漸(やうやく)年(とし)
【右丁 下段】
藤原敏行朝臣(ふぢはらのとしゆきあそん)
住(すみ)の江の
きしに
よる波(なみ)
よる
さ
へ
や
夢(ゆめ)の
通路(かよひち)
人(ひと)め
よくらむ
【左丁 下段】
伊勢(いせ)
難波潟(なに▢がた)
みじかき
あしの
ふしの
まも
あは
で
此よ
を
すぐして
よとや