翻刻
【右丁 上段】
人(にん)様とも御 丈夫(ぢようぶ)御
達者(たつしや)に御 血(ち)ごゝろ
もなふ御 肥立(ひだち)なさ
れ御 両親(りやうしん)様(さま)嘸々(さぞ〳〵)
御 歓(よろこび)御 満足(まんぞく)御 安堵(あんど)
御 七夜(しちや)御 名付(なつけ)御 夜(や)
食(しよく)食籠(ぢきろう)一荷(いつか)重(ぢう)
之(の)内(うち)一組(ひとくみ)進上(しんじやう)御
髪置(かみおき)御 袴着(はかまぎ)御
帯解(おびとき)御 元服(げんぶく)御 顔(かほ)
【左丁 上段】
直(なをし)御 鉄漿(かね)召上(めしあけ)ら
れ能(よく)御 似(▢)【にヵ】合(あひ)其後(そののち)
は久々(ひさ〳〵)打絶(うちたへ)御 遠々(とを〳〵)
しく御 疎々(うとし)しく
御 懐(なつ[か])しく御 床(ゆか)しく
【挿絵あり】
【右丁 下段】
文屋康秀(ぶんやのやすひで)
吹(ふく)からに
秋(あき)の
くさ
き
の
しほる
れば
むべ山(やま)
かぜを
あらしと
いふらむ
【左丁 下段】
大江千里(おほえのちさと)
月(つき)みれはちゞに
ものこそ
かなしけれ
わ
が
身(み)
ひとつ
の
あきには
あらねど