翻刻
【右丁 上段】
御/容体(ようだい)/伺度(うかゞひたく)折(せつ)
角(かく)御 大切(たいせつ)御 保養(ほうやう)
御 煎薬(せんやく)御 丸薬(ぐわんやく)散(さん)
薬(やく)膏薬(かうやく)御 相応(さうをう)
御 平愈(へいゆ)御 本復(ほんぶく)夜(よ)
伽(とぎ)看病(かんびやう)御 介抱(かいほう)御
疲(つかれ)御 辛労(しんろう)御 苦労(くろう)
御 心痛(しんつう)弔(とふらひ)の文(ふみ)は
誰(たれ)さま御 病気(びやうき)の処(ところ)
御 養生(やうじやう)御 叶(かなひ)なさ
【左丁 上段】
れず御 死去(しきょ)御/臨(りん)
終(じう)のよし御しら
せうけ給はり驚(おどろき)
入(いり)御 笑止千万(しょうしせんばん)御 愁(しう)
傷(しやう)御 愁嘆(しうたん)察(さつ)し
上まいらせ候御 悔(くやみ)申
上たく早々か
しく
返々(かへす〳〵)なを〳〵書(かく)
べからず短(みぢか)く
有た
し
【右丁 下段】
壬生忠岑(みぶのたゞみね)
有明(ありあけ)のつれ
なく
みへし
わかれ
よ
り
あか
つき
ばかり
うきものは
なし
【左丁 下段】
坂上是則(さかのうへこれのり)
朝(あさ)ぼらけ
有(あり)
明(あけ)
の
月(つき)
と
みるまで
に
よしのゝ
さとに
ふれる
しらゆき