翻刻
【右丁 上段】
【挿絵の後本文】
御 法体(ほつたい)御 剃髪(ていはつ)米
々御賀 餅(もち)御 守札(まもりふだ)偏(ひとへ)
に何卒(なにとぞ)御 擬肖(あやかり)申
度(たく)自他(じた)不 快(くわい)勝(すぐ)れ
もうさす遠方(ゑんはう)わざ〳〵
【左丁 上段】
御 使(つかひ)御 念(ねん)もじ御
深切(しんせつ)いか計(ばかり)御 交(まぜ)
肴(さかな)御 菓子(くはし)下(くだ)され
早速(さつそく)取弘(とりひろ)め打寄(うちよる)
御 賞翫(しやうくわん)御 風味(ふうみ)御 病(びやう)
人(にん)さまにも少々(せう〳〵)づゝ
御 こゝろよく御 食(しよく)
事(じ)御 程(ほど)よく召上(めしあげ)
られ候 哉(や)くわしく
御 様子(やうす)うけ給り度(たく)
【右丁 下段】
源宗于朝臣(みなもとむねゆきあそん)
山(やま)さとは
冬ぞ
さびしさ
まさ
り
け
る
人(ひと)めも
草(くさ)も
かれぬと
おもへば
【左丁 下段】
凡河内(おふちかふちの)
躬恒(みつね)
心(こゝろ)あてに
おらばや
おら
ん
初(はつ)
しもの
をきまど
わせる
しらきくの
はな