Gallicaの日本資料を翻刻!

コレクション: コレクション6

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 642 - 翻刻

BnF. Département des Manuscrits. Japonais 642 - ページ 9

ページ: 9

翻刻

     東都        笹の屋厚丸 かなくきのおれ■と人のいはゝいへふつゝけかきの書初やせん                若水汲子 春風に氷はとけて水かゝみうつる柳のめもとやさしき                紐 筒長 書初の梅といふ字の筆勢はそのおや〳〵の口をすくして                耳露菴鉢満 若水て仕かけ直せし漏刻のたれも春とやしるとしの朝      出羽 米澤 白雪連 《割書:列良改|   》千歳松人 何無くも酒はすゝめり山さくらかふりつかはやてもさてもても                玉帚菴上成 たち神の森の霞をかけぬけてからすは今朝の春の先■                醫家の入道 鍬のはにかつちり石をうつ畑の音にひはりの出てとひたつ                《割書:後| 》軒列良 春の雪何と見たてん花のなそけに面白くとけつ流しつ