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コレクション: 春画資料

BnF. Département des manuscrits. Japonais 215 A (1) - 翻刻

BnF. Département des manuscrits. Japonais 215 A (1) - ページ 32

ページ: 32

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【右頁】 きつた一物(いちもつ)をゑしやくもなく押(おし)あてがふトさいぜんより待(まち)かねて 先走(さきばし)りの淫水(いんすゐ)がぬら〳〵しているゆへなんの苦(く)もなくぬる〳〵トさし                  もの大陰茎(おほまら)はんぶんばかり                  ぬめり込(こ)む〽おまへ足(あし)は未(まだ)ろく                  にあつたまらないがかんじんのと所(ところ)                  はおそろしくあつく成(なつ)ているもんだ                  のう〽おめへにのぼせあがつて居(い)                  る証処(しやうこ)だ〽フンよろしく申(もうし)ておくれ 【絵の中】 おもひ  込たる 我恋は さきじや ぢやけんで  きれ口上(かうじよ) たとへ   きれても  きれやせぬ   思ひおもふた  人じやものなぞ   わたしやみれんが          あるわいな 【左頁】 口(くち)は自由(じゆう)なもんだのう〽しかしお 前(めへ)のも中(なか)が火(ひ)のやうに成(なつ)ている からどうも陰茎(へのこ)をうでられる やうでアゝこてへられねへ〽わたしも お前(まい)にあつく成(なつ)た証処(しやうこ)だよ〽すぐ にしつぺゑ返(げへ)しだむしのいゝ巨燵(こたつ) へあたつて無拠(よんどころなく)あつく成(なつ)たやつを さづけておいて恩(おん)にかける事(こと)もねへ 【絵の中】 ひと時を  まつまも つらき   雁(かり)のこへ はなしのやうに 半斎のまだ  えんりよある    おかしく さきの心は  ほぐじやない これほど  みれんな筆と見て   かへす〴〵も      待てゐるわいな