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コレクション: 春画資料

BnF. Département des manuscrits. Japonais 215 A (1) - 翻刻

BnF. Département des manuscrits. Japonais 215 A (1) - ページ 35

ページ: 35

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【右頁】 〽お前(めへ)はなぜそんなに口(くち)がわりいのうアゝもう それ所(ところ)じやないよいつそよくなつて来(き)たから もつと身(み)にしみておくれよサア〳〵もういゝはな 〳〵トしがみついてぐい〳〵持上(もちあげ)〳〵たがひにどく どく気(き)をやりて〽(男)なんだかやりながらも気(き)が せくやうだ表(おもて)をちよいとかけておけばいゝ 〽此(この)大雪(おほゆき)にだれか来(く)るものかなそして今夜(こんや)は泊(とまつ)て もいゝよ明日(あす)の昼迄(ひるまで)は旦(だん)も来(く)る事(こと)じやアないから 【絵の中】 あだし野の   露の  いのちの    鈴むしも  秋はて   られて  今更に  啼に   なかれぬ    物おもひ 【左頁】 〽夫(それ)ぢやア是(これ)からゆつ くりと爪弾(つめびき)で洒落(しやれ) られるの。女(おんな)は三味線(さみせん) を引(ひき)よせ〽心(こゝろ)いきを一(ちよ) 寸(つと)聞(きい)ておくれ〽むりな 事(こと)いふてわしや神(かみ)いのりあひたい病(やまひ)はかんしやくのせい酒(さけ)でしのがす 苦(く)の世界(せかい)」〽おれもやらう〽(とゞ一)見極(みきはめ)た的(まと)がなければ心(こゝろ)の弓(ゆみ)をなんぼ矢竹(やたけ)に 思(おも)ふても〽コウお前(めへ)も正真(ほんとう)に疑深(うたがひぶか)いよサア気(き)の済様(すむやう)にどうでもして呉(くん)な悔(くやし)いのう 【絵の中】 世の中の  いきなせかいを 今こゝに  八まんさまの やまびらき さゝがこうじて  つひそれなりに   ざこ寝の枕かりそめに  ヲヤすくねへ        あけの鐘(かね)