翻刻
料理一色集序 【蔵書印「小澤記念文庫」、寄贈印「寄贈/昭和二十年四月三日/小澤融覚」、蔵書印「小澤蔵書/第196号」】
凡料理之家は其業を軽しゝといへ共然共人命養生の道に掛れり
蓋し魚鳥草菜食物彼是に友するあり彼是忘物多し各味ひに
厚薄あり是故先師専ら□□【味の素食の文化センター蔵本「専らに」】事を払ふし【「し」は「ら」ヵ】め是を調るに塩梅を口授
す亡父実房橘川姓之門弟として数年功を積て頗る庖丁の奥義
を極め仁辰其家を継て仙府渡邊姓の末弟 ̄ニ連る事数年なれ共稽古
未練して只短才也然共亡父余光をもつて【味の素食の文化センター蔵本「余光を以我に」】従事是業学者又数百人
余り□々【味の素食の文化センター蔵本「熟」。読みは「つらつら」か】 【ここまで修正済み】あき應之と世詞れおにて見んるふ事蚕やえ三分あを蜘よ者なも物れ蚕夫
業を庭出〱十分け一を得てあ親にすもなしい又若みたりに作ろ
ばだとほ魚なの時味と七筋分んを余に病中やへし是次松耳