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コレクション: 小倉百人一首

五十四番 儀同三司母 - 翻刻

五十四番 儀同三司母 - ページ 1

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【右丁上段】 五十四番 歌の心は関 白道たか【隆】かよひ そめ侍りける比【頃】 よめると云々なほ 人の心はすゑもたの みがたければ一夜 わりなく契りける を此世の思ひ出に してけふを限りに 命もきえう せてくれよかしといへり 【右丁下段】 尤せつにあはれふ かく又やさしき歌也 ことばのつがひ【番ひ】歌の心ね まことによくいひつくしたり 【左丁】 儀同三司母(ぎどうさんしのはゝ) わすれじの  行末までは   かたければ 今日(けふ)を  かぎりの 命(いのち)とも  がな 【画面右下】 一陽斎   豊国【國】画