翻刻!いきもの図鑑

コレクション: 本草図譜(くずし字)

本草図譜. 巻16-18 - 翻刻

本草図譜. 巻16-18 - ページ 15

ページ: 15

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【右丁】 【左丁】                 摂州島(せいしうしま)上郡(かみこほり)鵜殿村(うとのむら)の堤(つゝみ)に生(せう)す名(めい)                 産(さん)なり葉(は)は蘆(よし)に似(に)て狹(せは)く長(なか)く深緑(こきみとり)                 色(いろ)なり暖地(たんち)にては冬(ふゆ)も凋(しほ)ます其幹(そのかん) 一種              一丈/餘(よ)二年を経て枝(えた)を生(せう)し三四/年(ねん)にし  うどののよし         て枯(か)る根(ね)に近(ちか)き處(ところ)を切採(きりとり)て篳篥(ひちりき)                 の義嘴(した)に作(つく)る此物(このもの)又/房州(ほうしう)にもあり                 だんちくと云又/西湖(せいこ)の蘆(よし)と称(せう)するもの同(おなし)                 物なり蘓頌(そしやう)の説(せつ)に深碧色者(しんへきしよくもの)謂之碧(これをへき)                 蘆(ろといふ)てありこれなり