翻刻
【右丁】
蘆(ろ) あし《割書:和名|鈔》
蘆根(ろこん)
又よし《割書:摂|州》ともいふ春月(はる)宿根(ふるね)より生(せう)す水澤(すひたく)の地(ち)に多(おほ)く初生(しよせい)
竹筍(たけのこ)の如(こと)く小児(せうに)好(この)んて食(くら)ふ清商人(せいしやうじん)は煑(に)て食(しよく)す長(てう)すれ
は高(たか)さ一丈/餘(よ)竹(たけ)に似(に)て枝(えた)なく柔(やはらか)なり竹葉(たけのは)に似(に)て長(なか)し穂(ほ)
は芒(ほう)《割書:すゝ|き》に似(に)て肥大(ひたひ)紫褐色(むらさき色)後(のちに)白色(はくしよく)に変(へん)す又/葉(は)㔫右(さゆう)
へ互生(ごせい)せす一方(かたかた)のみ生(せう)するを片葉(かたは)のよしと云(いう)別種(へつしゆ)に非(あら)す
【左丁】