翻刻!いきもの図鑑

コレクション: 本草図譜(くずし字)

本草図譜. 巻16-18 - 翻刻

本草図譜. 巻16-18 - ページ 9

ページ: 9

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【右丁】 葈耳(いし)   をなもみ 【左丁】 荒野(あれの)に多(おほ)く實(み)より生(せう)す葉(は)は牛房(こほう)に似(に)て圓(まる)く又/白桐(はくとう)《割書:き|り》の葉(は)に似(に)て 小(ちいさ)く厚(あつ)し茎(くき)高(たか)さ四五尺/枝(えだ)を分(わか)ち夏月(なつ)小白花(せうはくくは)を開(ひら)き實(み)を結(むす)ふ 其形(そのかたち)右斬(せんし)《割書:はら|むし》のごとく毛刺(とけ)あり人衣獣毛(じんいじゅうもう)に粘(ねん)す一・説(せつ)に葈耳(いじ)の 釋名(しやくめう)に巻耳(かんし)を引(ひき)て一物(いちぶつ)とすれとも詩経(しかう)の註(ちう)に形如鼠耳(かたちすじのことく)叢生(さうせい) 如盤(はんのことし)と云ふよれはみゝなくさなり山野(さんや)に多(おほ)し冬(ふゆ)より生(せう)し春(はる)に至(いたり)て 盛(さかん)なり葉(は)は鼠(ねつみ)の耳(みゝ)に似(に)たりこれ雞腸草(けいてうさう)なり