翻刻
羅背板(らせいた)は地(ぢ)綾(あや) にて毛(け)を生(はや)す色(いろ) は羅紗(らしや)におなじ
毛氈(もうせん)【挿絵】
もうせんは赤(あか)く 毛(け)あり巾(はゞ)は一 間(けん)二間 三間 程(ほど)のものあり
兜羅綿(とろめん)
兜羅綿(とろめん)は羅背(らせ) 板(いた)の末(すゑ)あるもの也 替(かは)り色(いろ)種々(しゆ〴〵)あり
端物(だんもの)麁物(そぶつ)仕立(したて)物(もの)【挿絵】
反物(たんもの)は一 反(たん)大方(おほかた)二丈四五尺巾 (はゞ)九寸五分
一尺なるべし○仕立物(したてもの)は新(あらた)に仕立(したて)着(ちやく)
するゆへ仕立(したて)ものといふなり
古手(ふるて)【挿絵】
ふるては古(ふる)く 着抜(きぬき)たる ものなり
真綿(まわた)摘綿(つみわた)【挿絵】
これ 真(ま) 綿(わた)を
つみ ■■ ■ ▲【挿絵】
▲たるなり 是(これ)綿(わた)を 摘体(つむてい)なり【挿絵】
木綿(もめん)【挿絵】
如此わた 実(み)に結(むす)び たるなり
木綿(もめん)反物(たんもの)也 ■縞(■■しま)中■ 大がた色々(いろ〳〵)【挿絵】
麻(あさ)【挿絵】
麻(あさ)はかく の如(こと)き 成物(なるもの)也
苧(う)【挿絵】
苧(う)は木(き) より取(とる)也 水(みづ) すき用る
紬(つむぎ)【挿絵】
これは絹(きぬ)木(も) 綿(めん)色々(いろ〳〵)つむぎ 用ゆるもの也
肩衣(かたぎぬ)【挿絵】
肩衣(かたぎぬ)は肩巾(かたはゞ)片(かた) 身(み)一尺一寸 程(ほど)丈(たけ) 一尺八寸ほど
袴(はかま)【挿絵】
はかまは前(まへ)六 ひだ後(うしろ)二ひだ にて■(まち)あり
羽織(はおり)【挿絵】
羽織(はおり)は前(まへ)少し■ く襟(ゑり)は折(をり)かへして 着(き)る也まちあり