翻刻
【右丁】
礼
あめつちとわかれし中の人なれば
□□【下をヵ】めぐみて上をうやまへ
楽
糸竹はをさまれる代のもてあそび
あそびとしらばほどをすごすな
射
弓束とり矢をはぐわざは知らずとも
心の的をたがへぬぞよき
御
世をわたる人の心のきなれ駒
のりたがへてはあやふかるべし
書
よみかきを宝の山の麓とも
しらでのぼらぬ人のはかなさ
数
そろ盤にもれたる道はなき物を
いやしきわざといふぞ理なき
【左丁】
商売往来(しやうばいわうらい)絵字引(ゑじひき)
凡(およそ)商売(しやうばい)持扱(もちあつかふ)文字(もんじ)員数(いんす)取遣(とりやり)之(の)日記(につき)【挿絵】
是(これ)諸国(しよこく)遠近(ゑんきん) 往来(わうらい)或(あるひ)は晴雨(せいう) 地名(ちめい)人名(じんめい)を記(しるす)
証文(しやうもん)【挿絵】【挿絵】
家(いへ)蔵(くら)地所(ぢしよ)永代売渡(えいたいうりわた)し 或(ある)ひは金銀借用(きん〴〵しやくよう)その外(ほか)
手形(てがた)の分(ぶん)証文(しやうもん)なり
注文(ちうもん)【挿絵】
注文(ちうもん)は一切品物(いつさいしなもの) 寸法(すんほう)又 色(いろ)五色(こしき) 紋所(もんところ)好(このみ)等也
【見たままのレイアウトでの翻刻がややこしかったので、字引として内容が分かりやすいように、大文字の項目で一行、次の行に一段下げて説明文をまとめました。】