翻刻
【右ページ】
十二
椽側室内等に。置は尤もよし」前に叙する
所に参考すべし復た月経ある娼妓。客に
接せんとするとき。室内(へや)にて。此術を施せば。
三時間ほどは。必。月経。来らずといふ。以て
其功をしるべし
第五 灸を行うこと。腹部上脘。一穴に。十五壮よ
り百壮まて施(ほどこす)へし。尤も十五壮より試て。其
病体により。三十壮。五十壮まても。施すべし。
此内五十壮は。中脘に施灸するも。適宜に行
ふべし
【左ページ】
但上脘とは。天突より。臍まてを。はかり其
長さを十五節にして。上脘は。臍より上へ。五
節目。中脘は。四節目。《割書:則ち、上脘より、下ること|一節、乃ち図の如し》
と知るべし
火は太陽の光火。又は華ほくちの。火を用
てすべし。但し尋常(つね)の灸艾にては。落ち易き
故に。小篠竹軸(こしのたけじく)の如き。管状(くだのかたち)の物ゑ艾をつ
め。之を灸處にあてゝ。施す方よろし。左の
図をみて能く合点すべし。
十三