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抑武州 荏原(うはら)【えはら】郡矢口の村に 鎮座(ちんざ)まします新田大明神
の由来をくわしく 尋(たつね)たいと思召すおかたは 神(しん)灵(れい)【靈】矢口渡を
御 覧(らん)に出たがよし此 草(そう)□や只しやれに 洒落(しくれ?)てしやれのめし
上大 堂(どう)の 義興(よしおき)【新田義興】より下は 末社(まつじや)の 篠塚(しのづか)【篠塚八郎】まて通てまろめし通□
大中 黒(くろ)【新田氏の紋】の 三紋(みもん)とはとん兵衛【頓兵衛】みゝとんのはなしの 種(たね)むせうにうそを
筑波(つくば)御 前(せん)万八たゝ□の此本を 湊(みな)といふのもめんどうながらよんで 水(み)
無(な)瀬(せ)の六郎【南瀬六郎】がやつす日本廻国の六部な趣向は 書(かき)もせずお
舟(ふね)作者が 下手(へた)ゆへに作者〳〵と名斗 ̄リ作者是で作者と由
良兵庫のか出来も不出来もまくれ当り是も竹沢つ
もり西エ 【?】義岑(よしみね)へでもよし〳〵とたゞひやうばんを 待(まち)江
田の判官しんそんりこんたけん【震巽離坤兌乾・神尊利根陀見】はらい給へ清給へと
生麦村道念(なまむぎむらどうねん)敬白