翻刻
【右頁上】
竹沢は
つくばを
一 ̄ト目みし
よりそつと【ぞっと】
するほど
くらいこみ
此くらいなら
おれひとり
上つてあれ
を見立れば
よかつたと
思つていて
もつまらへ【?】
ずしよ
せん興二郎
が来ても
かふ事も
ならずどふ
ぞ興二郎
が来ねへ
やうにと
色〳〵
しあんを
【左頁上】
めぐらし
そつと
おきて
先へ
かへる
【右頁中】
ようございやすわたしが
のみこんだこんどおめへに
出させやす
コレ半兵へ此矢は興二郎に
やつたのだがふれかけつて【?】
先へうつると
あいつは矢
がねへから内へ
かへること天のもう
せん【天の毛氈?】だアそふすると
当分出にくいはそこ
へおれかかよひあみがさ花
あふぎ【編み笠花扇?】といふの所だ
【左頁下】
ア ̄レ いつ
ごろ
きなん
すへ
【左頁左端】
いつごろもゐらね ̄エ せつく【節句】に
来よう二日三日としまつていやけふはおもしろく
なかつたから大ぜいづれできてさわがせう