翻刻!草双紙の世界

コレクション: NDL鳥居清長

新例矢口渡 3巻 - 翻刻

新例矢口渡 3巻 - ページ 7

ページ: 7

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【右頁上】 かゝるさわぎの折とそあれに通人と 呼ばり〳〵興二郎がでつち【丁稚】しの づか八ぼう【篠塚八郎による】一々様子を物かたる 〽ヤア待かねししの塚 八坊お出 のおそい は何と〳〵 〽されば そうろう若 だんなは此間の大もて よりいさみにいさむまつ しやのめん〳〵我おとらじ とのりぬけ〳〵高 なは【高輪】さしていそが するかねてたくみし竹沢 源兵へ江田や半兵へと心を 合せ茶やが二かいの 大ちようぼ【丁場?】一ばくちの あたりの人々を大ぜいかた らいかたづをのみ今やかとし こと侍もとは夢にもいざやや わた黒【八幡黒】のこまにむちうち若たん な【若旦那】おかど ̄に は【?】たちせき【咳き?急き?】こんてかの内 【右頁下】 ▲ちや屋へ入給ふ そこ ̄に したかふ人 〳〵【々】はつうた大【?】 しほうぬたんぜふ  ̄チヨイ 【?】市川を始としてたなし【田無】 に上つ【?】茶やの二かいむ りにばくちに引すり とまれさん〳〵大 まけ大しくぢり てんばをあざ むく若たん なき もの ぬくま もあら【か?】 むね んや とつ いあへ なく まつ 【右頁中】 ▲ はだか【真っ裸】 通人の□ も□く ̄に ぢ ばらを きりそこ はかとなく 逃行は今よいのしまいは思ひも よらずと大いきついで物かたる 【左頁上】 されば 興二郎 が大ばた きより せつくのし まいあ てがちがひしゆへ 女郎やの そうどう 大かたならず かくる所へ竹沢 源兵へたいこを大 ぜい引つれ来りしよ せん興二郎らはもうこられぬから つくばをかわせさへするならすぐ ̄に せつくのしまいきやく【節句の仕舞客】とならんと茶やをもつて 申【?】来る 上戸の介はかわせうと云いなせの六郎はかわせ まいと云 あらそいとれ もやぼでない 故けつく【結句】訳が 付にくいかして だれも かまわぬ そう 也 【左頁中】 ハテてめへはなせふつう たくわへは玉子 ̄に てきすべから ずだ たいこと成て たんとかゆふゟ【?】 ばうと ひしほ【醬】 に成迄 もかわせる ことはなら づけ〳〵 【左頁下】 なつて ふざけ よく 通人 のとば 身は 梅