翻刻
【右丁】
かくて二人をならべ■くびをはいさんとする所に
志賀介はむかでとけし志らいとははくじやと
なり二人もにかしてのたまわくわれは
これひごろなんぢがしんすり
二そん
天
の
ししや也
しんちよくをうけて
二人とけし
かげ身にそひて
まもりしゆへ多くの金銀を
ゑたりされどもとんよくにして
せぎやうのこゝろなく身ひんなるひんなる時おんを
ゑたるほうゆうにもほうをんのこゝろなし
かりのほうべんによつて金銀もうへるとみへ
こしのほねをいためりは天のつみする所
おそるべし〳〵とつげ給ひ三上山といゝぶ
しなにかかへるなりとかへるなりととびさり給ふ
﹁あり
がたや
﹁かたし
けなや
林生戯作 鳥居清経画 刻印清
【左丁】
【空白】