翻刻
【見開き 絵図】
【右丁】
装束(しやうそく)畠(はたけ)
衣裳(いしやう)檟(えのき)
毎歳(まいさい)十二月 晦日(みそか)の
夜(よ)諸方(しよはう)の狐(きつね)夥(おひたゝ)しく
こゝに集(あつま)り来(きた)る事
恒例(こうれい)にして今(いま)に
然(しか)り其(その)燈(とも)せる火(ほ)
影(かけ)に依(より)て圡民(とみん)明(あくる)
年(とし)の豊凶(ほうけう)を卜(うらなふ)
とそ此事(このこと)宵(よひ)に
ありまた暁(あかつき)に
ありて時刻(しこく)定(さたま)る
事(こと)なし
【右丁 文字無し】