翻刻
土地ノ価直日ニ顕ハレ之レカ買収ニ志ス者日ニ多キヲ加ヘ
従テ供給益々不足ヲ告クルニ至レリト云フ
降テ明治廿二年ニ至リ当局《割書:者| 》【?】ニ於テハ甘庶【原文ママ】作付反別ノ制限ヲ
公然解放シ益々勧業ノ要ヲ知ラシメ製糖上ノ改良ヲ
促シ焼過糖(《割書:貢糖、買上糖ヲ納|付セシ残余ノ砂糖》)ハ之ヲ勧業糖トシテ売買等
ヲ保護シ大ニ便利ヲ県民ニ与ヘタリシヨリ愈々益□農
事ニ熱心ナルニ至リ土地ニ対スル注意ヲシテ非常ニ厚カラシムルニ
至レリ而シテ前ニモ述フルカ如ク県民ノ渇望ヲ充スニ足ルモノハ
少数ノ請地仕明ニ限ラルヽヲ以テ地価ノ高キ亦止ムヲ得サル数【?】
ナリト云フヘシ
参考ノ為メ島尻地方ニ於テ調査シタル地価ノ変遷ヲ左ニ表
記セン
仕明地売買地価
時代 廃藩前 廃藩当時 現今
種目 壱反歩 壱反歩 壱反歩
田 畑 田 畑 田 畑
間切名 円 円 円 円 円 円
喜屋武 一九一 一四〇 一八〇 一九五 一七七 一九二
真壁 ― 一五 ― 六〇 ― 九〇
具志頭 七五 七〇 八五 八〇 一五五 一五〇
摩文仁 ― 一〇〇 ― 一五〇 ― 二〇〇
玉城 三三 三〇 五三 六一 六八 七六