翻刻!いきもの図鑑

コレクション: 本草図譜(くずし字)

本草図譜. 巻61-63 - 翻刻

本草図譜. 巻61-63 - ページ 10

ページ: 10

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【右丁】 杏(きやう)  あんず 【左丁】 白杏(はくきやう)《割書:集|解》  しろあんず   形状同くして   実大に熟(しゆく)して   黄色なり 【右下】 沙杏(しやきよう)《割書:集|解》 はなあんず  形状(かたち)同くして花千弁菊花  の如(こと)く実(み)を結(むす)ふこと稀(まれ)也   蘭山の説(せつ)に《振り仮名:群芳譜|■【ちヵ】んほうふ》の沙(しや)   杏(きやう)は甘(あまく)して汁多く即世に    称(せう)する処(ところ)の水杏(すいきやう)なりと    いへり杏核(きようかく)は梅核(はいかく)に似て     扁(ひらた)く紋(ふん)粗(あら)し桃核(とうかく)に     比(ひ)するに円くして扁(ひらた)く      仁(にん)は梅(はい)仁より大ひ也      薬用(やくよう)すへし四国より       出(いた)す処の杏仁は真(しん)也       江戸(ゑと)に来(きた)るむきうめ             といふ