翻刻!いきもの図鑑

コレクション: 本草図譜(くずし字)

本草図譜. 巻61-63 - 翻刻

本草図譜. 巻61-63 - ページ 27

ページ: 27

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【右丁】 一種    八朔(はつさく)ばい   八月花を開(ひら)く故に   名(な)つく枝条(ししよう)杏(きやう)に似て   花 重弁(やゑ)淡 紅色(こうしよく)也 【左丁】 鳥梅(うはい)【注①】 ふすべうめ  青梅(あをうめ)をとり籠(かこ)に入(いれ)て■【注②】の上に提(さけ)け【「け」重複ヵ】置(をき)熏(くゆら)して黒色にな  すものを云 白梅(はくはい) うめぼし  青梅をとり塩(しほ)にて漬け紫蘇(しそ)の葉(は)を加(くわ)へ又 漬(つけ)て日に晒  し乾したるものを云 桹梅(らうはい)  和産なし西土にて桹樹(ろうゆ)樹【注③】《割書:あき|にれ》を砧(たい)となして梅を接(つぎ)て一種の  物となるよし然(しか)れともあきにれと梅とは性質はるかに異(こと) 【注① 「鳥」は「烏」ヵ。国立公文書館デジタルアーカイブでは「烏」(『本草図譜巻之61・62』コマ26 https://www.digital.archives.go.jp/img/4676196)。】 【注② ■は「士+冖+黽」・「竈」ヵ。国立公文書館デジタルアーカイブ(注①と同)では「竈」。】 【注③ 「桹樹(ろうゆ)樹」は「桹楡(ろうゆ)樹」ヵ。国立公文書館デジタルアーカイブ(注①と同)では「桹樹」。】 【十二行十七字目「熏」のルビ「く」は書き直している】