翻刻
【右丁】
秋桃《割書:集|解》 あきもゝ
花単弁淡紅
色にして実なつ
もゝに似て肉 厚(あつ)
く微し毛あり
微(すこ)しく紅色肉
白色味ひ佳也
【左丁】
一種 よろいとうし《割書:今俗によろいとうしと|いふものはなつもゝ也》
銀桃(きんとう)《割書:汝南|圃史》 水密桃(すいみつとう)【注】《割書:同|上》
花単弁淡
紅にして大に実
肥大也 熟(しゆく)して黄
白色甜水多し本
朝食鑑に花淡紅実
肥大なるをよろいとうしと
いふといへり
【左中央】
汝南圃史に
形円色青白
大 可四寸許(しすんはかりなるへし)
といふこれ也
【注 「密」は「蜜」ヵ。国立公文書館デジタルアーカイブでは「蜜」(『本草図譜巻之61・62』コマ33 https://www.digital.archives.go.jp/img/4676196)。国立国会図書館デジタルコレクションでは「密」(岩崎常正 著『本草図譜』 59,本草図譜刊行会,大正5-10. コマ7 https://dl.ndl.go.jp/pid/926424)。】
【十八行六字目「に」は「小」に見える】