翻刻
【右丁】
一種
りんごすもゝ《割書:実林檎に似て|美なる故名つく》
《振り仮名:早■|さうはん》【注①】の二種あり共に形状(かたち)相似(あいに)て
花紅色を帯(を)ひ実は前条より大に
して熟(しゆく)すれは紅色 美(うつく)し味ひ甘く酸(す)を
帯(を)ふ時珍(しちん)の説(せつ)の臙脂(ゑんし)なり
【右下】
水李(すいり)《割書:集|解》 しろすもゝ
白李(はくり)《割書:花|鏡》
形状(かたち)前(まへ)に同くして花(はな)白色
実は熟(しゆく)して黄白色味ひ
甘美(かんひ)なり
【左丁】
青皮李(せいひり)《割書:集|解》
物印忙(うへいんまん)に
■(のす)る【注②】処(ところ)の
図
【注① ■は「月+色」・「晩」ヵ。公文書国立公文書館デジタルアーカイブでは「晩」(『本草図譜巻之61・62』コマ5 https://www.digital.archives.go.jp/img/4676196)。】
【注② ■は「載」の「車」が「巳+大」・「戴」ヵ。「載」ヵ。公文書国立公文書館デジタルアーカイブ(注①と同)「車」の部分が「丰」になっている。】
【三行目文頭「り」は「わ」に見える。コマ3 十六行目参照。公文書国立公文書館デジタルアーカイブ(注①と同)では「り」。】