みんなで翻刻ver1

コレクション: STAGE8

浅間大變記 - 翻刻

浅間大變記 - ページ 31

ページ: 31

翻刻

一吾妻三原山にて五六月鹿なく声たび〳〵あり 一同郡三嶋村之内二而麦穂十月いでしと也 一武州榛沢郡の内ニ而十月桑の実なりしと云 一奥州ニて八月雪弐尺余九月壱尺七寸ふりしと也 一七月四日朝八月五日の朝日りんくれない  のことし 一奥州出羽之内二而七月三日の朝日りん  二タ面見へしと也 一上州碓井郡之内二而かきの花九月  ひらくと也いふ  一右ようきふしゆんなる事ハつちをうご  かし煙り日々に雲のことくなるゆへ  照りうすく土ひるるゆへかまた灰砂  降り諸作の花実に硫黄灰の毒  なるか万物雨露のほどこしを得  て春夏秋に 花差咲実のる事 天地  しぜんのしゐきなるところに陰つよく  陽うすしと見へたり世のおごり甚な