翻刻
なるゆへ天変天下にこのことを あた
ゑんとや昔元暦延宝甲酉の飢饉
元文寛文の
大風宝永富士の砂丑年
焼出し其外山崩変飢饉ありし と
いへとも何れのむら〳〵にてもその事
しるしおかず古人のいゝ伝へばかり
にてはことわかりがたくよつて是をしるす
一荒前後惣石之相場左に記す
壱両に銭五貫五百文
卯七月 同八月
白米百文二付壱升四合 白米百文二壱升
麦壱両二弐石三斗 大麦壱両二壱石六斗
小麦百文二付壱升八合 小麦百文二壱升四合
大豆百文二弐升壱合 大豆百文二壱升四合
小豆百文二壱升九合 小豆百文二壱升三合
素麺百文二三百五十目 そうめん百文二三百廿匁
稗壱両二弐石九斗 惣而是二志ゆんじ